2018年に県GAPのふくしま県GAP(FGAP)の認証を取得しましたが、FGAPとJGAPでは認知度の違いは計り知れないほど差異があることが、GAPの本質を知る上で痛感しました。
このため、世界標準基準とも言えるグローバルGAPの認証を目指し、認証を得れば世界中でほぼ通用する認証であることは言うまでもなく、取得することでメリットもあると考えました。
当園事業のひとつである輸出米への取り組み、GFP会員としてのグローバリズムの推進にも寄与する。
このこともあり世界最高水準のひとつであるグローバルGAP認証を取得いたしました。
また当園ではGAP日本一を目指し、福島県が運営する「ふくしま。GAPチャレンジ」に取り組んでおります。
Good Agricultural Practice:農業生産工程管理の略
簡単に言うと、消費者・生産者・環境にとってより良い農業を実践することです。
それは農業において、食品安全、環境保全、労働安全、人種の保護、農場管理などそして、福島県は放射性物質対策を含め、持続可能性を確保するための生産工程管理の取り組みのこと。
多くの農業者や産地が取り入れることにより、結果として持続可能性の確保、競争力の強化、品質の向上、農業経営の改善や効率化に資するとともに、消費者や実需者の信頼の確保が期待されています。
尚、2020年の東京オリンピック・パラリンピックにおいて、選手村で使用される食材は「GAP」の認証を取得していることが条件になっています。
将来につながる・つなげる農業を守るため
GAPに取り組むことで、私たちが口にする食品の安全や、自然環境の保全、生産者の労働安全や人権の保護に配慮し、将来的に持続可能な農産物の供給の実現につながります。
10年後・50年後・100年後それより先の世代・未来へ向け、持続可能な農業を作りつないで行くツールでありプロセスのひとつです。
その先には人類含め地球上の生物の存続がかかっています。
海外にはたくさんの認証GAP制度が存在する
Sustainable Development Goalsの略で、持続可能な開発目標と呼ぶ国際社会共通の目標です。
2030年までの15年間で達成するために掲げた目標で、17の目標と169のターゲットがあります。
世界のすべての人が誰一人取り残されずに、平和と豊かさを得ることのできる安全安心な暮らしができること、地球に住み続けられるよう環境問題も解決・改善することを目指しています。
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